C.P.A認定チーズプロフェッショナル取得の当店のシェフが世界各国から美味しいチーズだけを厳選しお客様にお届けいたします!
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①ガローチャ スペイン/シェーブル
“緑のスペイン”とよばれる、降雨量が多く湿度の高い地域に含まれるガローチャ村。やや湿り気を帯びた表皮は、ビロードのような青みがかったグレーのかびに覆われ、独特のキノコのような香りがします。中身はしっとりとしたオフホワイトの生地で、外見の印象よりもフレッシュ感がある味わいは、ヨーグルトのような酸味と山羊乳のほのかな甘みが感じられ、バターミルクのように濃厚です。地元のカタルーニャ地方では、“花が咲いた外皮”という意味の「ペル・フロリダ(pell florida)」と呼ばれ親しまれています。
このチーズを使った料理 ガローチャのクロスティーニ 380円
②シュロップシャーブルー イギリス/青カビ
鮮やかなオレンジ色の生地に広がる青かび、1981年に開発された『モダンブリティッシュチーズ』のひとつです。かつてはサフランや人参で色付けをされていましたが、天然色素アナトー(ベニノキから抽出)が使われるようになったのは20世紀に入ってからです。同郷の「スティルトン」に比べやや水分が多く、ねっとりとした食感と深いコクがあります。生地は香ばしく、ほのかな甘みと苦み、角のとれた塩みがよくまとまっています。ポートワインやシェリー酒など甘いお酒との相性は定番。また、スコッチウィスキーや日本酒、焼酎とのマリアージュもお楽しみいただけます。
このチーズを使った料理 シュロップシャーブルーのクロスティーニ 380円
③サン・シモン・ダ・コスタ スペイン/スモーク
ユニークな形が、ドングリやタケノコ、銃弾、尖ったオッパイなど、色々なものに喩えられる「サン・シモン」。香ばしくほんのり甘い味わいは、ガリシア地方のアベドゥールという樺の木を使いスモーク
されることで生まれます。形成と圧搾にゆっくり時間をかけてできる詰まった生地は、燻されることで長期熟成にも耐えるようになります。若く柔らかめなものも人気ですが、最低60日以上の熟成を経なければ「サン・シモン」を名乗ることはできません。スペイン産の赤ワインにはもちろん、ウイスキーやビールにもぴったりです。
このチーズを使った料理 スペイン産燻製チーズとかぼちゃのムース 680円
④フェタ ギリシャ/フレッシュ
ギリシャ テッサリア地方は四周を山に囲まれ、盆地状にテッサリア平原が広がっています。その豊かな自然の中で自由に放牧された、羊と山羊の新鮮な有機ミルクでつくられた“フェタ”です。サラダや夏の野菜と相性の良いチーズですが、寒い季節はサーモンとあわせてパイにしたり、パスタに入れたりと温かいお料理でお楽しみください。
このチーズを使った料理 ギリシャチーズと彩り野菜のサラダ サルサヴェルデドレッシング 980円
⑤コンテ8ヶ月 フランス/ハード
フランスAOP チーズの中で最も生産量の多い「コンテ」。名だたるチーズ商たちがこぞって熟成管理を委託している会社が「マルセル プティット社」です。8ヶ月以上熟成のコンテは、お料理や、チーズフォンデュ、サンドイッチにおすすめです。軽めの赤ワインや、すっきりとした白ワインに合わせてお楽しみください。
このチーズを使った料理 コンテ8ヶ月ととうもろこしのリゾット 1380円
⑥ラングル フランス/ウォッシュ
フォンテーヌ(fontaine=泉)と呼ばれる上面の窪みが、このチーズのシンボル。中世まで遡る歴史があり、熟成中に反転作業を忘れるという偶然がこの窪みのきっかけでした。凹部分にマールを注ぐ食べ方が評判となり、この方法が定着しました。水分を含む目の詰まった組織は舌の上ですっと溶け、ミルクの甘みと成熟した濃厚な味わいです。外皮のオレンジ色は、アナトー(ベニの木から採る食品染料)と塩水で洗われて熟成されるため。中心に芯の残る若い状態にはシャンパーニュ、完熟したものにはブルゴーニュの優しい赤ワインを合わせ、それぞれの段階をお楽しみください。
このチーズを使った料理 チーズの盛り合わせ
⑦モッツァレッラ ディ ヴァッカ ‘チーニョ’ イタリア/フレッシュ
日本で最も有名なチーズ。イタリアロンバルディアでつくられる牛乳製モッツァレッラ 。イタリアDOPのものは水牛乳製ですが、今や各地で牛乳製がつくられています。「フィオーレ・ディ・ラッテ(牛乳の花)」とも呼ばれるこのチーズは、とてもミルキーでふんわりした風味が魅力です。そのままスライスしてカプレーゼに、ピザにのせマルゲリータに最適です。
水牛乳製モッツァレッラとの食べ比べもおすすめです。
このチーズを使った料理 モッツァレラとカラフルトマトのカプレーゼ グレープフルーツジュレ 980円
⑧ミモレットジュレンヌ フランス/ハード
熟成ごとに楽しめる「ミモレット」。色鮮やかなオレンジ色は、アナトーというベニの木の実から採取した染料で着色されています。名称の語源はフランス語の「半分柔らかい=ミ・モレ」からきていますが、「ジュンヌ」は熟成期間2〜6ケ月の若めのものを指して呼ばれ、しっとりとした生地はミルクの甘味が充分に味わえます。
オレンジ色のミモレットはサラダやサンドイッチの彩りに、チーズプラトーに入れても映えます。
また胡桃を添えて紅茶とあわせ昼下がりのティータイムに。フルーティな白ワインもぴったりです。
このチーズを使った料理 エビとアボカドのタルタル 「ミモレット」の満開Style 780円
⑨カマンベール・ド・ノルマンディー フランス/白カビ
いまや「カマンベール」は世界中で造られていますが、本家本元のノルマンディーを名乗ってよいのは、無殺菌乳を使い、限られた地域で決められたルールを守って造られているものだけです。
周りを覆う白かびは、スプレーによって吹き付けられ、風乾室で最低21日以上熟成されます。外皮が赤茶色くなり香りも強まる完熟の状態はもちろん美味ですが、中心に白い芯がやや残った状態を本来の熟成とする見方もある様です。「カマンベール」は調理用に使われることも多いチーズですが、「ノルマディー」がつくものはぜひ、そのままをお楽しみ下さい。又、シードル(りんごのお酒)と一緒に味わうのがおすすめ。りんごと一緒にオードブルとしてもぴったりです。数あるブランドの中でも昔ながらの製法と伝統を守るレオ社のカマンベールは、ノルマンディの良質なミルクの力強さが感じられます。
このチーズを使った料理 カマンベール・ド・ノルマンディーのクロスティーニ 380円
6月は9種類をご用意!単品450円 3種盛り合わせ1300円 5種盛り合わせ1900円
ソムリエが厳選した世界各国の美味しいワインと共にご堪能下さい!