さてさて3/5より春メニューのお知らせです。
まずはNEWチーズを9種類。
◆ケソ・デ・ムルシア・アル・ビノ
スペイン/セミハード/羊
「ケソ」はスペイン語で「チーズ」「ビノ」はワインを意味します。「ムルシア」は地名です。このチーズを日本語に訳すと「ムルシア地方で作られた赤ワインで染まったチーズ」。このチーズの原料はヤギの生乳。固まったチーズの表面を赤ワインで洗います。生地はねっとりとしてクリーミー、甘味・酸味・塩分のバランスが良く、濃厚なのにすっきりとした独特の味わい。フルーティな赤ワインが上品なシェーヴルの旨味をさらに引き立てます。普通はお酒で表面を洗いながら熟成させるチーズはウォッシュタイプに分類されるのですが、このチーズはハードチーズに分類されます。※表皮は食べられません。
◆カマンベール・ド・ノルマンディー[BIO]
フランス/白カビ/牛
タレッジョ
正真正銘のカマンベールとは、フランスのノルマンディー地方で生産されて、認定されているこの『カマンベール・ド・ノルマンディー』だけ。無殺菌乳を使い、限られた地域で決められたルールを守ってつくられているものだけです。熟成したカマンベールの味は深く濃く、柔らかな内側部分は白くてとてもなめらかでコク深い味わいです。
◆タレッジョ[BIO]
イタリア/ウォッシュ/牛
イタリア産ウォッシュタイプの代表格。流通している多くは平地で造られたものですが、このタレッジョは原乳から熟成までの全ての過程をタレッジョ渓谷にこだわった本物です。外皮は薄い赤茶色で強い香りがありながら、中の生地はねっとりとミルクの甘味が感じられるマイルドな味わい。甘味と酸味のバランスが絶妙な奥深い味わいには、フルボディの赤ワインはもちろん、辛口の日本酒にもよく合います。
◆ヴァランセ
フランス/シェーブル/山羊
ピラミッドの上部を切り取ったような形。表面は木炭粉がまぶしてあります。さわやかな酸味でやわらかくしっとりしています。表皮は灰をまぶしてあるため、切ったときの白い断面との対比が美しいチーズ。灰をまぶすことで、山羊のミルクのチーズ独特の酸味をやわらげます。
ゴルゴンゾーラ ドルチェ[BIO]
イタリア/青カビ/牛
世界3大ブルーチーズのなかでも最も日本で愛されているのが「ゴルゴンゾーラ」。「ゴルゴンゾーラ」には「ドルチェ」と呼ばれる甘口タイプと、ナトゥラーレまたは「ピカンテ」と呼ばれる辛口タイプがありますが、こちらは「ドルチェ」のオーガニック製。青カビが少なく、ふんわり溶けるクリーミーさが特徴。
◆グラナ・パダーノ
イタリア/ハード/牛
牛乳を原料とする超硬質のチーズです。「グラナ」とは「粒」や「粒子」と言う意味があり、「パダーノ」はアルプス山脈からアドリア海にかけて流れるポー河流域の平野部を意味します。外観は外皮が厚く、茶褐色で硬いのが特徴です。本場イタリアでは、どこの家庭にもあるチーズで、冷蔵庫に欠かすことのできない「キッチンハズバンド」として定着しています。
◆モッツァレッラ ディ ブーファラ カンパーナ[数量限定]
イタリア/フレッシュ/水牛
「ディ ブーファラ=水牛の」という意味。水牛100%使用し、上品なミルクの旨みと真っ白なモチモチ感、牛乳製に比べてはるかに味の濃い、ミルクが滴り落ちるほどジューシーな水牛製モッツァレッラです。
◆ミモレット・ジュンヌ
フランス/セミハード/牛
色鮮やかなオレンジ色はベニの木の実から採られる「アナトー」と言う植物色素によって色付けされたものです。チーズ特有のクセも控えめでミルキーでマイルドな味わい。
◆ミモレット・エクストラ・ヴィエイユ
フランス/セミハード/牛
名前はフランス語の「ミ・モレ mi-mollet」(半分柔らかい)から。「ミモレット エクストラ ヴィエイユ」はからすみの様な風味と、鮮やかなオレンジ色が目をひきます。熟成度合いで、「ジュンヌ」(2〜6ヶ月)、「ドゥミ・ヴィエイユ」(6〜12ヶ月)、「ヴィエイユ」(12〜18ヶ月)、「エクストラ・ヴィエイユ」(18ヶ月以上)と呼び、とくに「シロン」と呼ばれる「コナダニ」の仕業で月面のようになった古いミモレットが好まれます。表皮はざらつき、侵食がはじまっています。優しいミルクの甘みの中に、濃厚なからすみの様な味わいが感じられます。
今回お知らせしたチーズで現在おすすめチーズ料理を製作中。近日公開!